暗号資産取引所BybitがKrakenに続き、xStocksの仕組みを通じてSpaceXの株式をトークン化した疑似IPO商品への参加機能を提供開始した。
未上場の有力テック企業への投資機会はこれまで機関投資家や適格投資家に限られていたが、トークン化によって一般個人投資家が24時間365日・低い参入障壁で価格変動に参加できる点が注目される。RWA(現実資産のブロックチェーン化)領域における株式トークン化の本格競争を示す動きだ。
xStocksはKrakenの親会社Paywardが2025年末にBacked Financeを買収して取得したインフラ基盤で、ライセンス取得済みの構造を通じて原資産に連動するトークンをオンチェーンで発行する。Bybitの参入により、この仕組みはKraken独占から業界標準の競争へと移行しつつある。
【編集観点】魅力的な反面、保有者は「法的性質の曖昧さによる税務リスク」「株主議決権・配当受取権の有無」「越境保有に伴う外為規制・海外資産申告義務」という三つの隠れたリスクを十分精査すべきだ。商品名だけで判断するのは危険であり、公式の募集説明書の確認が不可欠となる。
【関連用語】RWA(Real World Assets)/トークン化株式/xStocks/Backed Finance/Pre-IPO